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教育学

高校教師EDUCANSが選ぶ、教育の解像度を上げる3冊

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EDUCANS
高校教師
@Darwinian204

高校の教師をされているEDUCANSさんがおすすめする教育に関する3冊の本。

個人的に教育というテーマはすごく難しいというか、社会に対して最も影響を与えうる領域だと感じている。そんなテーマであるにもかかわらず、世の中で行われている議論は極めて属人的なものが多く、一部の成功者や著名人が経験してきた個人のストーリーが普遍的な教育論であるように主張される場合も多い。

そんな中で今回紹介していただいた本は、そんな『教育』について、ちゃんと考える上で役にたつ3冊である。実際に教師として働きながら、教育学についても学ばれているEDUCANSさんが、理論的な側面と実務的な部分をつなげて考えるために読んできた本は、教育についての知識がない初心者も読んでいて学びがあると思う。

この記事で紹介する3冊

  1. 01教育脳
  2. 02人はいかに学ぶのか
  3. 03遺伝と平等
01
教育脳 の書影

教育脳

安藤寿康
大和書房・2026
日本で「進化教育学」を全面に出して展開した稀有な書籍です。ダーウィンの進化理論を教育学に応用したものであり、脳科学や遺伝科学などの知見も得られます。この本を読むと、教育学を生物学の観点から捉えるヒントが得られます。しかも平易に書いてあるので読みやすい!
02
人はいかに学ぶのか の書影

人はいかに学ぶのか

全米科学・工学・医学アカデミー / 秋田喜代美 訳
北大路書房・2024
様々な場面や媒体で「授業では〇〇すればいい!」という情報が流れていますが、その多くには根拠がありません。本書を読むと、ヒトがどのように学ぶのか?という視点を持てます。情報の真贋を見定める鑑定スキルがアップすれば、様々な教育実践の本質を抽出し、それを自分のものとして活用できるでしょう。
03
遺伝と平等 の書影

遺伝と平等

キャスリン・ペイジ・ハーデン / 青木薫 訳
新潮社・2023
教育学を学ぶとヒトは努力すればいくらでも変われるんだ!とポジティブな気持ちになれますが、行動遺伝学を学ぶと遺伝子によって大きく左右されるんだ…と冷や水をかけられたような気持ちになります。だが、教育者にはそういう気持ちを味わってほしい。教育の限界を知り、変えられるものと変えられないものを区別する知恵が得られます。

選者について

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教育科学、進化教育学
教育とは何か、という大きな問いを立てて学んできました。教育科学は「どうすれば教育効果が高まるのか?」に焦点を当てますが、ダーウィンの進化理論は「なぜ、それが効果をもたらすようにデザインされたのか?」という究極要因にアプローチできます。それらを組み合わせることで、教育の本質に迫ることができます。
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この記事の分野

教育学全般学習科学行動遺伝学遺伝学脳科学
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